Laravelは人気のあるPHPフレームワークであり、特定のPHPバージョンとの互換性が重要です。
この記事では、Laravelの対応PHPバージョンを確認する方法について解説します。
Laravelの公式ドキュメントやソースコードを活用しながら、以下の手順に従って進めていきましょう。
Laravel公式ドキュメントを確認する方法
Laravelの公式ドキュメントは、最新のリリース情報やサポートされているPHPバージョンに関する情報が記載されています。
まずはLaravelの公式ウェブサイト( https://laravel.com/ )を開き、”Documentation”セクションに移動します。
ドキュメントのバージョン選択メニューから、使用しているLaravelバージョンを選択します。
次に、メニューから「Prologue」から「Release Notes」を選択します。
これらのセクションには、LaravelがサポートするPHPバージョンの情報が記載されています。

https://laravel.com/docs/10.x/releases#support-policy
Laravelの10系ではPHP8.1移行が必要です。
Laravelソースコードを確認する方法
Laravelのソースコードは、GitHubリポジトリ( https://github.com/laravel/laravel )で公開されています。
ソースコードの中に対応PHPバージョンに関する情報を確認することができます。
リポジトリにアクセスし、使用しているLaravelバージョンに対応するタグまたはブランチを選択します。
次に、プロジェクトのルートディレクトリ内にある「composer.json」ファイルを開きます。
composer.jsonファイルの中で、”require”セクションまたは”require-dev”セクションを探します。これらのセクションには、Laravelが依存するパッケージとそのバージョン情報が含まれています。
通常、Laravelのバージョンは”laravel/framework”パッケージのバージョンとして指定されています。
例えば、以下のようになっているかもしれません。
"require": {
"php": "^7.3|^8.0",
"laravel/framework": "^8.75"
},
この例では、Laravel 8.x系列はPHPバージョン7.3以上または8.0以上に対応していることが分かります。
まとめ
Laravelの対応PHPバージョンを確認する方法について解説しました。
まずはLaravelの公式ドキュメントを参照し、使用しているLaravelバージョンに対応するPHPバージョンの要件を確認します。
また、Laravelのソースコードを調べることで、composer.jsonファイル内の依存関係を確認することもできます。
適切なPHPバージョンを使用することは、Laravelプロジェクトの安定性とセキュリティを確保する上で重要ですので、必ず確認してください。
PHP対応バージョン以外にも、Laravelフレームワークのバージョンを確認する方法についてはこちらで解説しています